平成28年8月31日
福 祉 保 健 局
「民生委員・児童委員」についてアンケートを実施
〜 インターネット福祉保健モニター アンケート結果 〜


 東京都内では、約1万人の民生委員・児童委員が、地域の高齢者や子育て世帯、生活にお困りの方などの相談に応じ、福祉事務所や児童相談所等とも連携しながら見守りや支援を行っています。都はこれまで、毎年5月の普及啓発パレードの他、各種広報誌への掲載などを通じ、民生委員・児童委員の活動等についてPRを実施して参りました。
 大正6年(1917年)に発足した民生委員制度は、平成29年に、制度創設100周年を迎えます。都では、民生委員・児童委員について、これまで以上に都民の皆様への周知を図るとともに、民生委員・児童委員の活動をより一層支援していく予定です。それらの参考とするため、インターネット福祉保健モニターに登録している方を対象に、アンケート調査を実施したので、お知らせいたします。

【アンケート結果のポイント】
●「民生委員・児童委員」を知っていたか聞いたところ、「知っていた」(「知っていた」と「民生委員は知っていたが、児童委員を兼務していることは知らなかった」の合計)が約8割(Q1
「民生委員・児童委員」に期待する活動は、「地域の子供や一人暮らし高齢者等の見守り」が約7割、「相談のあったこと等について行政や福祉の専門機関につなぎ、連絡・調整を行うこと」、「地域住民が福祉に関して困った時に身近で相談にのること」がそれぞれ6割以上(Q10
民生委員・児童委員の候補者として推薦された場合、やってみたいと思うか聞いたところ、「やってみたいと思う」(「やってみたいと思う」と「条件が整えばやってもよいと思う」の合計)が約5割(Q12
民生委員・児童委員をやる場合に必要だと思う条件は、「活動で困った時にフォローしてくれる仕組みがあること」が7割以上、「研修体制がしっかりしていること」、「時間的な余裕があること」がそれぞれ6割以上(Q13
今後、民生委員・児童委員を地域住民の皆様によく知ってもらうための方法は、「新聞・テレビ等のマスコミを通じて民生委員・児童委員の活動をPRすること」、「学校や地域の行事等に民生委員・児童委員が参加し、PRすること」、「都や区市町村のイベントで民生委員・児童委員をPRすること」がそれぞれ5割以上(Q16

【民生委員とは】
それぞれの担当地域において、一人暮らし高齢者などへの援助活動をはじめ、さまざまな相談に対応し、相談内容に応じて必要な支援が受けられるよう、関係機関への橋渡しを行っています。
【児童委員とは】
民生委員は、児童委員を兼ねています。児童や乳幼児、妊産婦等の福祉や保護等のための相談や援助を行っています。


アンケート概要
アンケート結果


【問い合わせ先】
 福祉保健局総務部総務課
 電話 03-5320-4032



今回のアンケート概要

テーマ: 「民生委員・児童委員」について
期 間: 平成28年6月24日(金曜日)正午から、平成28年7月7日(木曜日)正午まで
方 法: インターネット(モニターがアンケート専用サイトから回答を入力する)
モニター数: 400名(全モニター414名のうち民生委員・児童委員(14名)を除いた数)
有効回答数: 271名
回答率: 67.8%


今回のアンケート回答者属性

カテゴリー名回答者
全 体271100.0

男性14252.4
女性12947.6


20代83.0
30代165.9
40代5921.8
50代6925.5
60代6122.5
70歳以上5821.4


会社員6624.4
団体職員(NPO含む)145.2
自営業176.3
福祉サービス提供事業経営者51.8
福祉サービス提供事業従事者3512.9
教職員31.1
学生41.5
主婦5018.5
無職4215.5
その他3512.9

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【アンケート設問】

テーマ:「民生委員・児童委員」について

Q1. あなたは、以前から民生委員・児童委員について御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q2. Q1で「知らなかった」以外を選んだ方にお聞きします。民生委員・児童委員について、知ったきっかけは何ですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q3. あなたは、民生委員・児童委員が無報酬であることを御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q4. あなたは、平成29年が民生委員制度100周年であることを御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q5. あなたは、5月12日が、「民生委員・児童委員の日」であることを御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q6. 区市町村や民生委員・児童委員は、民生委員・児童委員について地域住民に理解してもらうため、「民生委員・児童委員の日 活動強化週間」に、次に掲げる様々な取組を実施していますが、あなたが見聞きしたことがあるものは何ですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q7. 民生委員・児童委員の主な職務は次に掲げるとおりですが、あなたが御存じだったものはどれですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q8. 現在、民生委員・児童委員の制度や活動内容等について、十分な周知がされていると思いますか。次の中から1つ選んでください。

Q9. 民生委員・児童委員について、あなたはどのようなイメージをお持ちですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q10. 民生委員・児童委員は次に掲げる様々な活動を行っていますが、あなたが特に民生委員・児童委員に期待するのはどのような活動ですか。次の中から3つ選んでください。

Q11. 仮に、あなたが民生委員・児童委員に相談したいことがある場合、あなたが相談しやすい民生委員・児童委員の要件は何ですか。次の中から3つ選んでください。

Q12. あなたがもし、民生委員・児童委員の候補者として推薦された場合、民生委員・児童委員をやってみたいと思いますか。次の中から1つ選んでください。

Q13. あなたがもし、民生委員・児童委員をやるとしたら、どのような条件が必要だと思いますか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q14. あなたは、お住まいの地域の民生委員・児童委員の活動に協力したいと思いますか。次の中から1つ選んでください。

Q15. Q14で「現在行っている仕事や地域活動を活かして協力したい」「住民としてできることがあれば協力したい」を選んだ方にお聞きします。あなたは、日々の生活や地域での活動を通じて、どのようなことであれば民生委員・児童委員に協力できると思いますか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q16. 今後、民生委員・児童委員を地域住民の皆様によく知ってもらうためには、どのような方法が望ましいと思いますか。次の中から有効と思うものを3つ選んでください。

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【主な回答事例】
集計結果は百分率(%)で示し、小数点以下第2位を四捨五入して算出した。
そのため、合計が100.0%にならないものがある。

Q1. あなたは、以前から民生委員・児童委員について御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q1
D

「民生委員・児童委員」を知っていたかについては、「知っていた」40.6%と「民生委員は知っていたが、児童委員を兼務していることは知らなかった」39.5%を合わせると、80.1%に上った。

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Q2. Q1で「知らなかった」以外を選んだ方にお聞きします。民生委員・児童委員について、知ったきっかけは何ですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q2
D

「民生委員・児童委員について知っているか」という問いに対し「知らなかった」以外を選んだ方に、知ったきっかけを複数回答で聞いたところ、「都や区市町村の広報誌等で見たことがある」が46.8%で最も多く、次いで「人づてに(知り合い等から)聞いたことがある」が39.5%、「テレビや新聞で見たことがある」が37.3%の順であった。

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Q3. あなたは、民生委員・児童委員が無報酬であることを御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q3
D

「民生委員・児童委員」が無報酬であることを知っていたかについては、「知っていた」が56.1%であった。一方、「知らなかった」が43.9%であった。

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Q4. あなたは、平成29年が民生委員制度100周年であることを御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q4
D

平成29年が民生委員制度100周年であることを知っていたかについては、「知っていた」が9.2%であった。一方、「知らなかった」が90.8%であった。

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Q5. あなたは、5月12日が、「民生委員・児童委員の日」であることを御存じでしたか。次の中から1つ選んでください。

Q5
D

5月12日が「民生委員・児童委員の日」であることを知っていたかについては、「知っていた」が6.6%であった。一方、「知らなかった」が93.4%であった。

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Q6. 区市町村や民生委員・児童委員は、民生委員・児童委員について地域住民に理解してもらうため、「民生委員・児童委員の日 活動強化週間」に、次に掲げる様々な取組を実施していますが、あなたが見聞きしたことがあるものは何ですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q6
D

「民生委員・児童委員の日 活動強化週間」に区市町村や民生委員・児童委員が実施している取組の中で見聞きしたことがあるものについて複数回答で聞いたところ、「区市町村の広報紙」が43.9%で最も多く、次いで「街頭キャンペーン(グッズ、PRカード等の配布)」が11.1%、「パネル展示」、「民生委員・児童委員が作成したチラシ等」が8.9%の順であった。

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Q7. 民生委員・児童委員の主な職務は次に掲げるとおりですが、あなたが御存じだったものはどれですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q7
D

「民生委員・児童委員」の職務について知っているものは何か複数回答で聞いたところ、「地域住民がかかえる問題について、親身になって相談にのる」が74.5%で最も多く、次いで「地域住民が個々の福祉ニーズに応じた福祉サービスを受けられるよう、関係機関等に連絡し必要な対応を促す橋渡し役を務める」が63.5%、「援助を必要とする人に福祉サービスの内容や情報を的確に提供する」が59.0%の順であった。

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Q8. 現在、民生委員・児童委員の制度や活動内容等について、十分な周知がされていると思いますか。次の中から1つ選んでください。

Q8
D

民生委員・児童委員の制度や活動内容等について、十分な周知がされていると思うかについては、「十分周知されていると思う」0.4%と「ある程度周知されていると思う」28.8%を合わせると、29.2%であった。一方、「あまり周知されていないと思う」は70.8%であった。

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Q9. 民生委員・児童委員について、あなたはどのようなイメージをお持ちですか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q9
D

「民生委員・児童委員」のイメージについて複数回答で聞いたところ、「責任が重たそう」が53.9%で最も多く、次いで「忙しそう」が36.5%、「トラブルに巻き込まれそう」が35.1%の順あった。

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Q10. 民生委員・児童委員は次に掲げる様々な活動を行っていますが、あなたが特に民生委員・児童委員に期待するのはどのような活動ですか。次の中から3つ選んでください。

Q10
D

「民生委員・児童委員」に期待する活動について3つ選んでもらったところ、「地域の子供や一人暮らし高齢者等の見守り」が70.1%で最も多く、次いで「相談のあったこと等について行政や福祉の専門機関につなぎ、連絡・調整を行うこと」が64.9%、「地域住民が福祉に関して困ったときに身近で相談にのること」が60.9%の順であった。

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Q11. 仮に、あなたが民生委員・児童委員に相談したいことがある場合、あなたが相談しやすい民生委員・児童委員の要件は何ですか。次の中から3つ選んでください。

Q11
D

相談しやすい民生委員・児童委員の要件について3つ選んでもらったところ、「福祉の制度に関する専門的な知識を持っていること」が74.5%で最も多く、次いで「何人かから相談する人を選ぶことができること」が59.0%、「連絡先を知っていること」が43.9%の順であった。

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Q12. あなたがもし、民生委員・児童委員の候補者として推薦された場合、民生委員・児童委員をやってみたいと思いますか。次の中から1つ選んでください。

Q12
D

民生委員・児童委員の候補者として推薦された場合、やってみたいと思うかについては、「やってみたいと思う」9.6%と「条件が整えばやってもよいと思う」36.5%を合わせると、46.1%であった。

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Q13. あなたがもし、民生委員・児童委員をやるとしたら、どのような条件が必要だと思いますか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q13
D

民生委員・児童委員をやる場合に必要だと思う条件について複数回答で聞いたところ、「活動で困った時にフォローしてくれる仕組みがあること」が76.0%で最も多く、次いで「研修体制がしっかりしていること」が66.8%、「時間的な余裕があること」が65.3%の順であった。

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Q14. あなたは、お住まいの地域の民生委員・児童委員の活動に協力したいと思いますか。次の中から1つ選んでください。

Q14
D

民生委員・児童委員の活動に協力したいと思うかについては、「現在行っている仕事や地域活動を活かして協力したい」18.1%と「住民としてできることがあれば協力したい」49.1%を合わせると、67.2%であった。

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Q15. Q14で「現在行っている仕事や地域活動を活かして協力したい」「住民としてできることがあれば協力したい」を選んだ方にお聞きします。あなたは、日々の生活や地域での活動を通じて、どのようなことであれば民生委員・児童委員に協力できると思いますか。次の中からあてはまるものをすべて選んでください。

Q15
D

民生委員・児童委員の活動に「現在行っている仕事や地域活動を活かして協力したい」「住民としてできることがあれば協力したい」を選んだ方に、日々の生活や地域での活動を通じて、どのようなことであれば民生委員・児童委員に協力できると思うかを複数回答で聞いたところ、「困っている人を見つけた時に、民生委員・児童委員に連絡すること」が72.5%で最も多く、次いで「民生委員・児童委員とともに、地域の子供や一人暮らし高齢者等の見守り活動を行うこと」が51.1%、「民生委員・児童委員に協力して、地域住民へ福祉サービスに関する情報提供を行うこと」が39.0%の順であった。

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Q16. 今後、民生委員・児童委員を地域住民の皆様によく知ってもらうためには、どのような方法が望ましいと思いますか。次の中から有効と思うものを3つ選んでください。

Q16
D

今後、民生委員・児童委員を地域住民の皆様によく知ってもらうための方法について3つ選んでもらったところ、「新聞・テレビ等のマスコミを通じて民生委員・児童委員の活動をPRすること」が53.1%で最も多く、次いで「学校や地域の行事等に民生委員・児童委員が参加し、PRすること」が50.9%、「都や区市町村のイベントで民生委員・児童委員をPRすること」が50.2%の順であった。

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Q17. 民生委員・児童委員全般について、あなたの御意見をお聞かせください。【自由意見】

民生委員・児童委員について意見を聞いたところ、224人から自由意見が寄せられた。主な意見は以下のとおりである。

1活動内容に関するもの
業務内容が広範囲で、逆に分かりづらくなっているように感じます。何でも相談できそうでいて、逆に何も相談できないような印象です。だったら、行政窓口に直接行けばいいのかなと、思ってしまいますが、そうやって直接行けないケースを細やかに見てくださっているのが、民生委員の方だと思います。皆さん、高齢で、今後はどうなっていくのかが心配です。
(男性、40代、会社員)

誠実に活動しておられる方も居ますが、名誉職的な方も多いし、高齢者の方もいて、行動力に欠けていたり、公職の勇退者も多い。きちんと専門力を身につけて、ボランティア状態ではなく、活動報告をして、地域の見守りをしてほしい。家庭力も家族力も低下しているので、行政や福祉につなげる地域の目配り薬としてかつどうしてほしい。
(女性、60代、福祉サービス提供事業従事者)

2広報・普及活動に関するもの
正直民生委員・児童委員についてほとんど知りませんでした。まずは、知名度、なにをしているのか、どんな時に頼りになるのかをもっと知らせてください。市報などだと、興味のある一部の人しかおそらく見ないと思います。たとえば、高齢者と子供があつまる所というとやはり病院なのかと思います。高齢者は健康に気を使う方が多いですし、子供は予防接種という名目で必ず病院に行きます。乳幼児の早い時から関わる事で、親ともつながりがもてます。市役所の子育て支援課・障害福祉課でも同じ効果があるかもしれません。
(女性、30代、会社員)

遠い存在なので、委員が身近な行事に参加して、親近感を持てるようにすること。その方が、相談に行きやすい。
(男性、60代、会社員)

かつてお世話になった方が民生委員をなさっていたので、その存在自体は知っていましたが、具体的活動自体はほとんど知りませんでした。実際に困った方が、スムーズに民生委員の方々の手助けを受けることができるよう、その存在、活動、どのようなことを期待できるのかなど、より積極的に知ってもらう取り組みが重要だと思います。また、委員の活動を介して個人的なトラブルに巻き込まれたという悩み話を前述の方から伺ったことがあります。無報酬で行政の最先端で活躍される委員の方々を守るための仕組みも大事だと思います。
(男性、60代、会社員)

3制度全般の運用に関するもの
民生・児童委員がどのように任命されているのかがわかりずらい。何処かの推挙があってきまるのか内々で決まってしまうのでしょうか?誰でもできるという軽い役目ではないと思うといろいろ選考もたいへんでしょうが。1つの仕事として報酬は与えるべきではないでしょうか。
(女性、50代、福祉サービス提供事業従事者)

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