このページの先頭ですサイトメニューここから
このページの本文へ移動
現在のページ 東京都福祉保健局 の中の 東京都島しょ保健所 の中の 小笠原出張所 の中の 保健所だより 平成29年度 第4号 のページです。

本文ここから

保健所だより 平成29年度 第4号

予防接種で防げる病気について

1.「予防接種で防げる病気」と言われて、あなたはいくつ思いつきますか?

⇒定期予防接種では15種類の病気を防ぎます。
※定期の予防接種はそれぞれ接種時期が決められていますので注意してください。
ヒブ感染症 肺炎球菌感染症(乳幼児) ジフテリア 百日咳 破傷風 ポリオ 麻疹  
風疹 水痘 B型肝炎 日本脳炎 ヒトパピローマウイルス感染症 結核 
インフルエンザ(高齢者) 肺炎球菌感染症(高齢者)

 予防接種で打てるワクチンの種類が多いということは、それだけ防げる病気の 
種類が多いということの裏返しです。

2.予防接種は何のために受けるの?

⇒ 病原体の来襲に備えて、免疫系に戦いの準備をさせるためです。
 予防接種で防げる病気は、かかると重症化したり後遺症を残したりする可能性があるものや、治療方法がないものばかりです。ヒトの体に病原体となる細菌やウイルスが入ってくると、免疫系がその病原体を排除すべき敵と認識して、体内で戦いを繰り広げます。
 予防接種では、病原体を小さいかけら(不活化ワクチン)にしたり、病原性を弱め(生ワクチン)たものを体に入れて免疫系に事前に軽く戦ってもらい、敵の攻略法を体に覚えさせます。本当の病原体が体に入り込んできた時には、免疫系が敵の情報を覚えているので、敵を倒すのも早くなります。

3.予防接種を受ければ、絶対に発病しない?

⇒ 感染を100パーセント防げるものではない
        けれど、重症化や感染拡大を防ぎます。

 予防接種を受けても、病原体の勢いが強かったり、病原体の型が覚えた攻略法と違っていたり、免疫系が弱ったりしていれば、病気を完全に防ぐことはできないかもしれません。また、年月が経つと免疫系がその病原体との戦い方を忘れていくこともあります。
 しかし、備えがあるとないとでは、体への負担も格段に違います。麻疹を例にすると、肺炎や脳炎を合併して重篤な状態になりえたところが、軽い発疹と微熱で済むというような、大きな違いにつながります。周囲の人が麻疹に対する免疫を持っていれば、患者が一人発生しても、そこから爆発的に感染が広がるようなこともありません。

4.小笠原でも、予防接種は必要? 

⇒ 人の出入りが多く集中治療が難しい小笠原でこそ、予防接種が有効です!

 小笠原は旅行者もたくさん来ますし、内地との人の行き来が多いため、感染症が島外から入ってくる可能性は十分にあります。
特に麻疹などの感染力の強いウイルスは、空気感染をおこすので、港の見送りですれ違っただけでも感染するかもしれません。
 また、麻疹は先進国であっても、約1,000人に1人の割合で死亡する可能性があります。命にかかわらずとも、合併症などで症状が重くなると、集中治療や専門的な治療のため、内地の病院へ搬送されることもあります。
 このような事態を避けるためにも、ここ小笠原でこそ、予防のためのワクチン接種が有効なのです!!

いま、麻疹になると大事件になるのはどうして?

国産の麻疹ウイルスはいなくなった
2000 年には国内の麻疹患者数は20~30 万人いましたが、
2011 年以降は患者が発生していません。
2015 年にはWHOが日本を麻疹排除国として認定しました。

どこから麻疹ウイルスは来るのか?
まだ麻疹が流行している国や地域から日本に持ち込まれます。

だから、麻疹にかかると大調査が始まります!!
医師が麻疹と診断
    ⇒保健所に届け出る
          ⇒詳しい検査で麻疹確定    保健師が調査開始

どこで?誰から?
患者さんの行動や接触した人の情報を、かなり詳しく調べます。
⇒ 患者さんと一緒に行動した人たちは、感染した可能性があるとみなされます。
 学校や職場で一緒にいた人たちは、調査の対象になる可能性があります。

麻疹を拡げないために
患者さんと接触者の、健康状態を観察して行動範囲を制限します。
⇒ 約3週間は、発熱や体調不良が出現しないか、毎日チェックします。
  人にうつす可能性のある期間は、家の外に出ないように指導します。

保健所はこのようにして、感染の可能性がある人たちを一人一人追いかけて、 感染が連鎖的に拡大していくのを食い止めていきます。

風疹で気をつけること  まだ生まれる前の赤ちゃんのために!!

妊娠初期に風疹に免疫のない女性が感染すると、胎児にも感染して、先天性風疹症候群 (CRS)と総称される障がいを引き起こすことがあります。
風疹は現在でも散発例があり、ウイルスに感染しても症状が出ない人が1~3割いるので、予防接種により流行を抑え、女性は感染予防に必要な免疫を妊娠前に獲得しておくことが重要です。本人も妊娠を自覚していない時期に風疹にかかると、CRS発生率は50パーセント以上になります。男性も気付かないうちに風疹にかかり、妊婦さんに感染させる可能性があるので予防接種をうけておくことは大事なことです。

その他のお知らせ

検便検査
※料金 480円 (O157検査は +480円)

11月13日(月曜日)、14日(火曜日)    
12月4日(月曜日)、 5日(火曜日)  
1月15日(月曜日)、16日(火曜日)
※11月と来年1月は日程を変更していますので注意してください 

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Reader DC(旧Adobe Reader)が必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader DC (新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Reader DCのダウンロードへ

お問い合わせ

このページの担当は 島しょ保健所 小笠原出張所 庶務担当 です。

本文ここまで


以下 奥付けです。