感染症に関する相談

施設等でインフルエンザや感染性胃腸炎等が流行した時、海外旅行から帰った後、下痢・嘔吐等の症状が出た時、その他に感染症を疑うような症状がある場合には保健所にご連絡下さい。原因の調査や二次感染の予防方法（他の人に広がらないようにする方法）の指導などを行います。

医療機関では結核の診断をすると最寄の保健所に連絡することになっています。その連絡を受け、患者さんの住所地を管轄する保健所が療養の支援（治療や入院の公費制度があります）、ご家族や関係者の方々の検査等（無料）を行います。結核の診断を受けた時には保健所にご連絡下さい。

保健所ではHIV併せて梅毒（希望により、クラミジア・淋菌）の検査を無料で実施しています。検査は匿名、予約制です。HIV・梅毒・クラミジアは血液検査、淋菌は尿検査を行います。事前にお電話でのご予約が必要です。
注1:HIV検査は感染の機会があってから60日以上経っていないと正確な結果が得られません。また結果については診断書や証明書の発行はできませんのでご了承下さい。

B型・C型肝炎ウイルス検査（血液検査）は、都内にお住まいの40歳以上の方で、市町村が実施する検査を受ける機会を逸した方、または39歳以下で市町村に在住している方が対象です。詳しくは、「肝炎ウイルス検診を受けましょう」をご確認ください。
島しょ保健所大島出張所で検査をご希望される方はこちら。

　HTLV－1とは「ヒトT細胞白血病ウイルス」のことです。一度感染したら自然にウイルスが消失することがないといわれています。感染経路は母子感染（主に母乳）、性交渉による感染、輸血（1986年11月前まで）の3つです。ご心配な方は保健所にご相談下さい。