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2. 結核対策

結核とは

結核とはどんな病気?

結核の初期には、ほとんど症状を認めません。病気が進行すると、発熱・せき・たん・体のだるさなどの症状が表れます。このような症状は、風邪によく似ているため、発見が遅くなることがあります。風邪に似た症状が2週間以上続くときは、要注意です。

「感染」と「発病」は違います

せきやくしゃみの中に含まれている結核菌を吸い込むことで、結核菌が体の中に進入します。(飛沫感染、空気感染)多くの場合は、結核菌が体の中に入っても、体の抵抗力により、追い出されます。しかし、結核菌を追い出せず、体内に残っている状態を「感染」といいます。感染後、体の中で結核菌が活動し始めると、発熱やせき・たんという症状を認める当になります。この状態が「発病」です。感染した方のうち、10から20%の方が、発病するといわれています。

図 感染経路

発病の可能性のある時期は?

感染後6ヶ月から2年の間は、発病しやすい時期です。この時期は、普段以上の健康管理が必要です。
また、感染後数年から数十年を経て発病する場合もあります。


結核と診断された方へ

忘れずに薬を飲むことが大切です

結核の治療は、抗結核薬という薬を飲むことで行います。病状により異なりますが、通常3、4種類の抗結核薬を半年から1年内服します。
もし、自己判断で服薬を中止したり、飲んだり飲まなかったりすると、結核が治らないばかりか、抗結核薬の効かない「耐性菌」が出現し、治療が極めて困難になります。
医師の指示に従い、服薬を確実に行うことが大切です。 保健所は服薬治療の支援(DOTS)を行っています。
結核の治療には、「薬を確実に飲み続ける」ことが大切です。服薬を忘れないためにいろいろ工夫をしましょう。例えば、家族がいる方は、家族にも協力してもらっても、結構ですし、保健所でも、服薬支援を行っておりますので、飲み続けることに自信のない方は、ご相談ください。
<服薬を忘れないために>
ポイント1:時間を決めて、飲む。
「朝ご飯を食べたら」など、時間を決めておくと良いでしょう。 
ポイント2:薬を目に付くところに置く。
食卓の上、冷蔵庫の扉など、日頃目に付くところに薬を置くと、飲み忘れ防止になります。
ポイント3:周りの人の協力を得る。
自分ひとりで飲み続けるのは、かなりの努力が必要です。周りの人に協力してもらい、飲み続けられるようにしましょう。 
(備考1)DOTSとは Directly Observed Therapy Shrt-course(直接監視下短期化学療法)の略でWHOが打ち出した効果的な結核対策です。

結核医療費公費負担について

安心して治療が受けられるように、結核医療費を公費で負担する制度があります。(通院治療の場合の初診料など一部の費用については公費負担制度の対象とならないものがあります。)。
結核医療費の公費負担制度は、外国人の方も受けることができます。
保健所は、公費負担制度の相談や申請窓口となっています。


結核患者さんと接触のあった方へ 

保健所で健診を行います

保健所では、結核患者さんご本人からお話しを聞き、接触者した方のうち、健診の必要な方と健診方法を決め、健診が必要な方には、保健所からご連絡をいたします。(この健診は、感染症法第17条を根拠に実施されます。)ご心配な方は、保健所へご相談ください。

施設利用者やヘルパー派遣先で結核患者が発生した場合

次の手順で検診を進めていきます 

(1)結核と診断した医師は感染症法に基づき保健所へ届け出を行います。 
(2)保健所は届出に基づいて結核患者さんと面接をし、接触者を把握します。 
(3)保健所は結核患者さんの了解のもと、接触された方々に接触状況をお伺いします。 
(4)保健所は専門家の意見をもとに接触者健診の対象範囲、時期、内容を決定します。 
(5)保健所は健診対象者に健診の案内をします。 
(6)保健所から連絡がいくまでの間、ご心配なことがあれば保健所までご相談ください。

結核予防のために

お問い合わせ

このページの担当は 多摩立川保健所 保健対策課 感染症対策係 です。

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