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東京都福祉保健局 東京都多摩立川保健所

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麻しん(はしか)

1.どのような病気ですか

発熱、咳、鼻汁、目やに、発疹を主症状とします。最初3日から4日間は38度前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39度から40度の高熱と発疹が出てきます。高熱は3日から4日で下がり、次第に発疹も消失しますが、しばらく色素沈着が残ります。主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎が挙げられます。患者100人中、中耳炎は7人から9人、肺炎は1人から6人に合併します。脳炎は約1,000人に1人の割合で発生が見られ、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は約10万人に1人発生します。重症化すると死亡することもあります。

症状(カタル期、発疹期、回復期の3期に分けられます)

【カタル期】(3日から4日)
感染後10日から12日の潜伏期ののち、38度から39度台の発熱、咳、鼻汁、くしゃみ、結膜充血、目やにを認め、次第にこれらの症状が強くなります。発熱3日から4日目に頬の粘膜にコプリック斑と呼ばれる赤みを伴った白い小斑点が出現します。コプリック斑は出現率90%以上であり、診断の決め手となります。この時期が最も感染力が高くなります。
【発疹期】(4日から5日)
発症後3日から4日目にいったん解熱した後、再度高熱が出現し(二峰性発熱)持続します。同時に境界鮮明な斑状丘疹が出現して全身に広がります。この時期は咳、鼻汁、くしゃみ、結膜充血、目やになどの症状が強くなります。
【回復期】
熱は下降し、症状は漸減します。落屑や色素沈着を残して発疹は出現した順に消退し、発熱から7日から9日で治癒します。

参考「修飾麻しん」:一度ワクチンを受けた方の中から、比較的軽い症状の麻疹が報告されています。その場合、潜伏期間は20日程度で、これを「修飾麻しん」と言います。人への感染性は通常の麻しんとかわりません。

2.どのようにうつりますか

麻しんウイルスの空気感染によって起こります。非常に感染力が強いことが特徴です。

3.かかったらどうすればいいですか

麻しんへの特効薬はなく、解熱剤やせき止めなどの対象療法しかありません。脱水や、ビタミン欠乏になりやすいので、水分や栄養の補給を心がけましょう。 また、細菌の二次感染を引き起こしやすいので、抗生物質を服用することもあります。主治医の指示に従い、しっかり休養を取ってください。
発疹に伴う熱が下がったあと、3日を経過するまでは、人への感染の可能性がありますので、登校や公共交通機関の利用、人が集まる場所への外出は控えるようお願いします。

参考「出席停止」:学校保健安全法第19条では「校長は、感染症にかかっており、かかっている疑いがあり、又はかかるおそれのある児童生徒等があるときは、政令で定めるところにより、出席を停止させることができる。」となっています。学校における麻しんの出席停止の基準は「解熱した後3日を経過するまで」となっています。個別のケースについては学校等にご相談ください。

4.予防するにはどうすればいいですか

麻しんは治療薬がなく、重篤な合併症にかかってしまう確率も比較的高いため、麻しんワクチンを接種することが大切です。ご自身が麻しんワクチンを接種したことがあるかどうか、母子手帳などで確認してください。
もし麻しんにかかったことがなく、麻しんワクチンをまだ受けていない場合、麻しんワクチンを接種することを強くお勧めします。麻しんの予防接種は予防接種法にもとづき、(1)1歳から2歳未満の児及び(2)5歳から7歳未満の小学校入学前の児に対して行われています。また平成20年度から平成24年度の5年間は、中学1年生と高校3年生に対して、相当する年度に限り麻しんワクチンが無料で受けられます。それ以外の方は有料・任意の接種となりますので、副作用等に関する説明をかかりつけ医から受け、本人又は保護者の同意のもと接種してください。

参考「2回目の麻しんワクチン接種」:平成18年4月より、麻しんの予防接種はMR(麻しん風しん)ワクチンとして上記の年代の方への2回接種になっています。年齢外の方も、免疫をより高めるために有料・任意で2回目の接種することができます。ご希望の場合医療機関にご相談下さい。

5.家族やよく一緒にいた人が麻しんと診断されたらどうすればいいですか

患者に接触してから3日以内であれば、麻しんワクチンの接種により発病を予防できる可能性があります。
患者に接触してから6日以内であれば、ガンマグロブリンの注射により発病を予防できる可能性があります。(但し、ガンマグロブリンは血液製剤であることをふまえ、実施については主治医とご相談下さい)
前述の「修飾麻しん」を考慮し、接触してから3週間程度は37.5℃以上の発熱に注意して下さい。発熱がみられた場合は、麻しんの可能性があることを伝えた上で、マスクをして受診してください。
いずれの場合においても、患者との接触状況を確認した上で、対応について検討しますので、保健所や学校、園医・校医・かかりつけ医などにご相談ください。

さらに詳しい情報をお求めのかたは、以下のホームページをご参照ください。

国立感染症研究所ホームページ

地域保健医療推進プランに関する取組です。地域保健医療推進プランのページへリンクします。

お問い合わせ

このページの担当は 多摩立川保健所 保健対策課 感染症対策担当 です。

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以下 奥付けです。
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