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がん対策について

がんは都民の死因第1位です

がん(悪性新生物)は、全死因の中の第1位で、約3割を占めます。男女別で比較すると男性の方ががんによる死亡数の割合が高くなっており、全国も東京都も同様の傾向を示しています。

<令和3年人口動態統計(厚生労働省)>


死因別死亡数(令和3年東京都総数)

自分のために、大切な人のために、がん検診を受けましょう!

胃、肺、大腸、子宮、乳の5つのがんは、検診を受けて早期発見できれば、治療して治すことが可能です。たとえば、大腸がん、子宮がん、乳がんは、検診で早期発見できれば、9割以上の人が治ります。
早期発見できた場合の5年生存率※(診断してから5年間生存している割合)は、大腸がん99.8%、子宮頸がん93.6%、子宮体がん94.8%、乳がん100.0%です。
※全がん協部位別臨床病期別5年相対生存率 2011年から2013年診断症例

がんの早期発見には、がん検診を毎年(子宮がんと乳がんは2年に1回)受けることが大切です。これまで、会社でがん検診を受けていた人も、がん検診を受けたことがない人も、自分の健康と命を守るために、検診を受けましょう。

「がん予防重点健康教育及びがん検診実施のための指針(令和3年10月1日一部改正)」
検診の種類 対象者 受診間隔 効果のある検診方法
胃がん検診

50歳以上※1
※1:当分の間、胃部エックス線検査に関しては40歳以上に実施も可

2年に1回※2
※2:当分の間、胃部エックス線検査に関しては年1回の実施も可

問診に加え、胃部エックス線または胃内視鏡検査のいずれか
肺がん検診 40歳以上 年1回 質問(医師が自ら対面により行う場合は問診)、胸部エックス線検査および喀痰細胞診(ただし喀痰細胞診は、原則50歳以上で喫煙指数が600以上の方のみ。過去の喫煙者も含む)
大腸がん検診 40歳以上 年1回 問診および便潜血検査
子宮頸がん検診 20歳以上の女性 2年に1回 問診、視診、子宮頸部の細胞診、および内診
乳がん検診 40歳以上の女性 2年に1回 問診および乳房エックス線検査(マンモグラフィ)

がん検診を受けると決めたら

会社勤務の人

一般健康診断と併せて実施しているところが多いですが、この機会に確認してみましょう。
未実施の場合は、お住まいの市区町村で受診できます。

主婦や自営業、会社勤務をしていない人等

1 住所のある市区町村で無料または安価で実施しています。問い合わせは各市役所へ。

2 国の「がん検診推進事業」の一環で、乳がん、子宮頸がんに関して対象者の方には無料クーポン券(※)が発送されます。お住まいの市区町村へお問い合わせください。

3 人間ドックの項目の中で選択できます。一般健康診断と併せて受診しましょう。

多摩立川保健所管内6市のがん検診問い合わせ窓口

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。立川市 がん検診に関する情報

立川市福祉保健部健康推進課(健康づくり担当)予防健診係 042-527-3272

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。昭島市 がん検診推進事業

昭島市保健福祉部健康課健康係 042-544-5126

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国分寺市 健診・検診(事業案内)

国分寺市健康部健康推進課事業推進係 042-321-1801

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国立市 がん検診

国立市健康福祉部健康まちづくり戦略室保健センター 042-572-6111

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。東大和市 がん検診を受診される方へ

東大和市健幸いきいき部健康推進課保健係 042-565-5211

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。武蔵村山市 がん検診

武蔵村山市健康福祉部健康推進課健康推進係 042-565-9315

がんを防ぐための新12か条 (参考 公益財団法人がん研究振興財団)

1条 たばこは吸わない

2条 他人のたばこの煙を避ける

たばこを吸っている人は禁煙をしましょう。吸わない人も他人のたばこの煙を避けましょう。

3条 お酒はほどほどに

飲む場合は1日当たりアルコール量に換算して約23グラム程度まで(日本酒なら1合、ビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の2/3、ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度)、飲まない人、飲めない人は無理に飲まないようにしましょう。

4条 バランスのとれた食生活を

5条 塩辛い食品は控えめに

6条 野菜や果物は不足にならないように

食塩は1日当たり、男性7.5グラム未満、女性6.5グラム未満、特に、高塩分食品(たとえば塩辛、練りうになど)は週に1回以内に控えましょう。

野菜・果物不足にならないようにしましょう。

飲食物を熱い状態でとらないようにしましょう。

7条 適度に運動

たとえば、歩行またはそれと同等以上の強度の身体活動を、1日60分行いましょう。また、息がはずみ、汗をかく程度の運動は、1週間に60分程度行いましょう。

8条 適切な体重維持

中高年期男性のBMI※で21から27、中高年期女性では21から25の範囲内になるように体重をコントロールしましょう。
※BMI=体重(キログラム)÷{身長(メートル)の2乗}
BMI(体格指数)とは、人間の体格のバランスを把握するために計算される指数

9条 ウイルスや細菌の感染予防と治療

地域の保健所や医療機関で、1度は肝炎ウイルスの検査を受けましょう。機会があればピロリ菌感染検査を受けましょう。
多摩立川保健所で実施している肝炎ウイルス検診

10条 定期的ながん検診を

1年または2年に1回定期的に検診を受けましょう。
検診は早期発見に有効で、前がん状態も発見できます。

11条 身体の異常に気がついたら、すぐに受診を

やせる、顔色が悪い、貧血がある、下血やおりものがある、咳が続く、食欲がない、などの症状に気がついたら、かかりつけ医などを受診しましょう。

12条 正しいがん情報でがんを知ることから

科学的根拠に基づくがん情報を得て、あなたに合ったがんの予防法を身につけましょう。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。公益財団法人がん研究振興財団のホームページへ

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国立研究開発法人国立がん研究センターがん情報サービスのホームページへ

お問い合わせ

このページの担当は 多摩立川保健所 企画調整課 企画調整担当 です。

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