※具体的な情報については、順次掲載していきます。
認知症ってどんなこと?
認知症の原因疾患としてはアルツハイマー病が有名ですが、その他にも脳梗塞等の様々な病気があり、高齢期には誰にでも起こる可能性があります。
認知症はゆっくりと進行することが多く、初期の段階では生活への支障は部分的です。また徐々に進行しても、わかることや出来ることはあり、特に感情や昔の記憶は豊かに残されています。
認知症の定義
認知症とは、「脳血管疾患、アルツハイマー病その他の要因に基づく脳の器質的な変化により日常生活に支障が生じる程度にまで記憶機能及びその他の認知機能が低下した状態(介護保険法より)」をいいます。
なぜ、多くの人の支援が必要なの?
先に述べたように、認知症では記憶機能や認知機能の低下により、ついさっきのことが思い出せない、時間・場所等の感覚がわからなくなる、いつもと違う場所で混乱しやすくなるなど、様々な生活上の困難が生じます。
それらの困難は、いつ起こるかを具体的に予測することができない場合が多いため、あらかじめ予定された介護サービスだけでは生活を支えることが難しい場合が少なくありません。
認知症による生活障害の特徴
- 記憶障害や見当識障害により
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- やろうとしていたこと、いる場所等が、わからなくなる
- 道順・手順等が、わからなくなる
- 多くが進行性であることにより
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- 昨日できていたことが、今日できるとは限らない
- 理解・判断力の低下などにより
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- 金銭管理などに援助が必要
- 人とのコミュニケーションが難しくなる
知り合いに認知症の人はいないのですが?
現在、認知症による何らかの症状を有する高齢者は都内に約23万人(65歳以上人口の約1割)、その中で、生活において何らかの介護や支援が必要な程度の認知症の方は、同様に約16万人いらっしゃることがわかっています(平成17年度・都調べ)。
今後も高齢化が進展することは確実で、4人にひとりは高齢者という時代は目前です。認知症はすべての都民にとって、自分自身の、または配偶者や両親の問題であり、決して人ごとではありません。
私たちに出来る事は?
認知症のご本人は、自分の変化やこれからの生活について多くの不安や混乱を抱えています。また、認知症の介護は長期にわたるため、その生活を家族だけで支えていくことは困難です。さらに都内では、ひとり暮らしの高齢者や夫婦のみの世帯、昼間は高齢者がひとりだけになる世帯なども増えているため、介護を担える家族がいない場合、時間帯も多くあります。
こうした状況の中で、認知症による生活障害の特徴である「いつ、どこでサポートが必要になるかわからない」ことを考慮すると、認知症の人とその家族の生活を支えるためには、医療や介護の関係者による支援だけは十分でないことは明らかです。
認知症があっても安心して暮らし続けられるまちをつくるためには、地域で認知症の人たちと接する可能性のある様々な人々が、認知症について正しく理解していることが大切です。認知症のご本人にも自覚があること、介護をしている家族にも支援が必要なことなどを周囲の方が理解していることで、ご本人や家族は、周囲に必要な支援を求めやすくなるでしょう。
そして、地域の方々が認知症の人を生活の様々な場面でさりげなく見守り、ちょっとしたサポートができたり、地域の相談機関等に連絡ができたりすることが、私たち自身の生活の安心につながっていくのではないでしょうか。