認知症シンポジウム(H20)

認知症と向き合う〜『認知症の告知』を中心に

 東京都は、平成20年9月17日(水曜日)に東京都庁第一本庁舎5階大会議場において、「認知症と向きあう〜『認知症の告知』を中心に」をテーマにシンポジウムを開催しました。これは、都民の認知症に対する正しい理解の促進を図るために、平成19年度から「世界アルツハイマーデー」にあたる9月に開催することとしたシンポジウムで、今回が2回目となります。今回は、「認知症の告知」をテーマとしました。

基調講演の様子  最初に、首都大学東京健康福祉学部長の繁田雅弘氏が、「認知症とその告知:知りたい気持ち・知らせたくない気持ち」と題して基調講演を行いました。講演では、認知症の基本的な説明の後、告知を受ける立場から寄せられることが想定される様々な思いへの回答というかたちで、告知とは何か、また告知をめぐる現状について分かりやすく説明していただきました。

パネルディスカッションの様子  パネルディスカッションでは、繁田氏をコーディネーターに、認知症の方のご家族、医師、法律家、介護事業者、家族会を支援するNPO代表者など、さまざまな関係者をパネリストとして迎え、認知症の告知のあり方、ご本人やご家族に対する支援のあり方を中心に意見交換を行いました。認知症のご家族の方からは、「認知症の告知には、告知とあわせて、今後どのような生活を送っていくことになるのか、どのような支援があるのかという情報提供が必要。」と自らの経験を話されました。 当日は約340名の参加があり、都民の認知症に関する関心の高さが伺えました。