認知症の原因疾患

認知症の原因となる疾患とは

認知症の原因疾患

 認知症の原因疾患は大きく分けると変性疾患と脳血管性認知症、その他の疾患に区分することができます。

変性疾患

 脳の神経細胞がゆっくり死んでいく疾患で、アルツハイマー病、前頭側頭型認知症、レビー小体病などがあります。

脳血管性認知症

 神経の細胞に栄養や酸素が行き渡らなくなり、その結果、その部分の神経細胞が死んだり、神経のネットワークが壊れてしまうことを原因とするもので、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、脳動脈硬化などによるものがあります。

その他

 外傷性のものや、薬物の影響による認知症などもあります。

早期診断・早期治療が大切な理由

 認知症は治らないから、病院に行っても仕方ないと考えていませんか?認知症も他の病気同様、早期診断、早期治療が大切です。

記憶や意識が明確なうちに構えることができます

 早期の診断により、ご本人・ご家族が、今後の生活への備えを早めに考えることができます。認知症への理解を深め、様々なサービスを利用することが、ご本人・家族のサポートとなり、その後起こり得るトラブルを減らすことにもつながります。

治療により改善する場合があります

 正常圧水頭症や慢性硬膜下血腫によるものなど、早期に発見すれば治療により改善可能なものがあります。

進行を遅らせることが可能な場合があります

 アルツハイマー病には、進行をある程度遅らせることが出来る薬があり、早く使い始めることが効果的と言われています。
 また、脳血管性認知症では、生活習慣病の予防が進行予防につながります。

認知症になっても本人と家族が自分らしく暮らし続けるために、できるだけ早い時期から周囲に支援を求めましょう。

 認知症に関する相談・助言、診断、専門医療機関の紹介等を行う医師の名簿を、「かかりつけ医・認知症サポート医名簿」として公表しています。認知症の疑いや不安が生じたがどうしたらよいか分からない時、どこの医療機関に相談・受診すればよいのか分からない時に、本名簿をご活用ください。
 また、東京都医療機関案内サービス「ひまわり」を利用して、認知症に対応可能な最寄りの医療機関を、詳細な条件で検索できます。  

「東京都医療機関案内 ひまわり」による医療機関の検索方法