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認知症の基礎知識

認知症に早く気づくことが大事!

認知症は治らないから、医療機関に行っても仕方がないと考えていませんか?
認知症も他の病気と同じように、早期診断と早期対応が非常に大切です。

早く気づくことのメリット

1. 今後の生活の準備をすることができます

早期診断を受け、症状が軽いうちに、ご本人やご家族が認知症への理解を深め、病気と向き合い話し合うことで、今後の生活の備えをすることができます。介護保険サービスを利用するなど生活環境を整えていけば、生活上の支障を減らすことも可能になります。

2. 治る認知症や一時的な症状の場合があります

認知症を引き起こす病気には、早めに治療すれば改善が可能なものもあります(正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫、甲状腺機能低下症など)ので、早めに受診をして原因となっている病気を突き止めることが大切です。

3. 進行を遅らせることが可能な場合があります

アルツハイマー型認知症は早い段階からの服薬等の治療や、本人の気持ちに配慮した適切なケアにより、進行をゆるやかにすることが可能といわれています(下図参照)。

服薬による効果は個人差がありますが、以下のグラフのような効果が得られる場合もあります。

【図】アルツハイマー型認知症の進行の例/グラフにて、薬を使用した場合が、何も治療しない場合より、症状の度合いがゆるやかであることが描画されている/(注)服薬により吐き気や食欲不振などの副作用が生じる場合があります。

「自分でできる認知症の気づきチェックリスト」を行ってみましょう。

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