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平成22年夏の熱中症死亡者の状況(東京都23区)

平成22年の夏は、猛暑日が続き、熱中症で死亡する方の人数が例年と比較して非常に多くなりました。東京都23区内における平成22年夏期の熱中症死亡者の状況を取りまとめたところ、以下のような傾向が見られました。

1 平成22年夏期の検案数及び熱中症による死亡者数

検案数4,603人、うち熱中症死亡者数210人

過去5年の夏期(6月から9月)実績
  検案 (解剖) 熱中症
平成18年 3424人 764人 27人
平成19年 4069人 754人 84人
平成20年 3700人 725人 30人
平成21年 3696人 800人 7人
平成22年 4603人 898人 210人

2 年齢別


熱中症死亡者数(年齢別、男女別)

  • 男女の別で見た場合、全体で男性51.0%(107人)、女性49.0%(103人)
  • 65歳以上の割合が74.8%(157人、うち男性61人、女性96人)。特に女性は93.2%と高い割合を示している。

3 家族構成

独居者 141人(67.1%)
同居者あり 69人(32.9%)

  • 熱中症死亡者数の内、一人暮らし(独居)の方が67.1%を占めている。
  • 独居者でも、近隣に親、子、伯父伯母、叔父叔母等の身内が住んでいて、身内の電話や訪問により発見されるケースが49人あり。(発見者が身内の割合は独居者(141人)の34.8%)

4 死亡(発症)場所

住居内 164人(78.1%)
住居外(屋外、車内) 46人(21.9%)

  • 住居内で死亡(発症)しているケースが多い。
  • 冷房機器(クーラー)があっても、使用していないケースも見受けられる。

5 死亡時間帯(推定)

5時から17時 79人
17時から5時 69人
不詳 62人

6  熱中症を防ぐために

  • 動いていなくても、意識してこまめに水分補給を心がけましょう。(塩分の補給も忘れずに。)
  • 室内の風通しをよくして、高温多湿にならないように気をつけましょう。
  • 外出時は、なるべく帽子や日傘で直射日光を避けましょう。

※亡くなられた方の多くは、一人でお住まいの高齢者です。身内の方の電話や訪問、また地域での見守り、声かけも予防・初期症状発見につながります。

《熱中症とは》

高温多湿の環境下で発生する全身性障害をいいます。 
体温の調整がうまく出来なくなることによって、体に様々な不調をもたらします。
本来ならば体温は、暑い時も寒い時も一定に保たれますが、高温多湿環境下では体の中に熱がこもり、体内の水分や塩分のバランスも失われ、重症になると死に至ります。

【参考】

東京都監察医務院は、東京都の23区内において発生するすべての不自然死(原因不明の急性死や事故死など)について、死体の検案及び解剖を行い、死因を究明しています。熱中症、熱射病は、異状死の扱いとなるため、23区内の医療機関の医師から所轄警察署に届け出がなされ、監察医務院の監察医による検案が行われます。

お問い合わせ

このページの担当は 監察医務院 事務室 庶務担当 です。

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