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平成26年夏の熱中症死亡者の状況(東京都23区)

今年も引続き、夏期(6月から9月)の熱中症死亡者の状況を取りまとめたところ、平成26年10月2日現在で以下のような傾向が見られました。

過去5年の夏期(6月から9月)の状況

  検案数 解剖数 熱中症死亡者数
平成22年 4,603 人 898 人 210 人
平成23年 4,179 人 721 人 79 人
平成24年 3,787 人 659 人 31 人
平成25年 4,061 人 646 人 115 人
平成26年 3,669 人 583 人 38 人

7・8月の最高気温と熱中症死亡者数(平成25・26年)

  平均最
高気温
検案数    熱中症死亡者数
  (1日平均) 総数 性別 死亡場所別 時間帯別
  屋内 屋外 日中 夜間 不明
平成26年 30.9℃ 1,939人 (31.3人) 38人 24 14 34 4 15 13 10
  7月 30.5℃ 950人 (30.6人) 15人 10 5 13 2 7 3 5
  8月 31.2℃ 989人 (31.9人) 23人 14 9 21 2 8 10 5
平成25年 31.7℃ 2,318人 (37.4人) 114人 70 44 103 11 48 34 32
  7月 30.7℃ 1,168人 (37.7人) 50人 26 24 47 3 17 18 15
  8月 32.7℃ 1,150人 (37.1人) 64人 44 20 56 8 31 16 17

※日中:午前5時~午後5時、夜間:午後5時~午前5時

7・8月の最高気温と熱中症死亡者数の推移(平成25年・平成26年)


7・8月の最高気温と熱中症死亡者数の推移

【参考】
熱中症予防等に関して用いられる温熱環境の指標には、気温、気流、湿度、輻射熱の四要素を取り入れたWBGT(湿球黒球温度)がある。(詳細:環境省熱中症予防情報サイト)

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

平成26年夏期の熱中症死亡者数年齢別・男女別


平成26年夏期の熱中症死亡者数年齢別・男女別

平成26年夏期の熱中症死亡者(屋内)のクーラー使用状況

    屋内死亡者数 クーラー使用の有無    
    不明
家族と同居   11人 11人
  5人 5人
  6人 6人
単身住まい   23人 2人 18人 3人
  16人 2人 13人 1人
  7人 5人 2人
合計   34人 2人 29人 3人
  割合 100.0% 5.9% 85.3% 8.8%

*屋内で亡くなられた方の85.3%はクーラーを使用していなかった。

《熱中症を防ぐために》

・動いていなくても、意識してこまめに水分補給を心がけましょう。
*塩分の補給も忘れずに。
・外出時は、なるべく帽子や日傘で直射日光を避けましょう。
・室内の風通しをよくして、高温多湿にならないように気をつけましょう。
・冷房の過度の自粛はやめましょう。

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お問い合わせ

このページの担当は 監察医務院 事務室 庶務係 です。

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