第51回卒業式を行いました

　令和6年3月7日（木曜日）に、第51回卒業式を行いました。今年度は、3年生77名が学び舎を巣立っていきました。
　式では、鈴木教子校長より一人ひとりに卒業証書の授与が行われた後、式辞が述べられ、これから看護師として働く卒業生に向けて、自分の原点となるこの学校で培った看護観を大切にすること、心身の健康を保つことの2つの助言がありました。また、「看脚下」という言葉を引用し、時には苦しいこともあるけれど、今できることを確実に行っていくと道はやがて開けるという励ましの言葉が述べられました。
　続いて、ご来賓の東京都立駒込病院　院長　戸井雅和様より、患者様の最大に支えるのは看護師であり、常に情報・知識・技術をアップデートする大切さや初心の大切さについてご祝辞を頂きました。
　送辞では、4年ぶりに開催された体育祭で、先輩方と始めて顔を合わせて嬉しかったことや、学校生活や実習についてたくさんのアドバイスを頂けて心強く感じていたこと、ケーススタディーの発表会では先輩が行った一人ひとりの思いに寄り添った看護の実践に触れ、看護の可能性を感じたことと共に感謝の気持ちを伝えました。
　答辞では、コロナ渦で迎えた入学式やオンライン授業、様々な制限の中での学校生活で、お互いに励まし、辛さを分かち合える仲間と共にたくさん笑い、泣きながら語り合った日々があったからこそ三年間を乗り越えることができた。4月からはそれぞれの道に進むが、決して一人ではないことを忘れないで欲しいと卒業生に向けたメッセージと共に辛抱強くご指導下さった実習施設の皆様、そして全力で支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えました。
　最後に別れの歌として「旅立ちの日に」を卒業生全員で歌いました。
　3年生の皆さん卒業おめでとう！皆様のますますのご多幸とご活躍を職員一同お祈りいたしております。