ホーム >> 事件No.12 食べ物の説明書 >> くわしいページ
事件No.12 食べ物の説明書 くわしいページ
食品の表示
お菓子の箱や牛乳のパックなど、食品にはいろいろな表示が書かれています。それは、その食品がどのようなものかをわかるようにするための説明書。表示しなければならない項目は法律で決められています。
食品に表示する項目
食品の表示は、消費者が食品を購入するとき、正しく食品の内容を理解し、選択したり、食べたり料理したりするうえでの重要な情報源となっています。 「食品表示法」という法律に基づいて表示されている主な項目は、次の通りです(平成27年11月現在)。このほかにも、食品の品目によって表示する内容が細かく決められています。
- 名称
- 原材料名
- 内容量
- 消費期限又は賞味期限
- 製造者氏名・所在地
- 使用した食品添加物
- アレルゲン(含んでいる場合)
- 保存方法
- 遺伝子組換え食品
- 原産国名(輸入品の場合)
食料品の表示をみてみよう
原材料を書き出してみよう。わからない材料を調べよう。
期限表示を調べてみよう。
賞味期限と消費期限はどうちがうの?
期限表示には、「消費期限」と「賞味期限」の2種類があります。消費期限は、お弁当や洋生菓子など、傷みやすく長くは保存がきかない食品に表示してあります。
賞味期限は、ハム・ソーセージやスナック菓子、缶詰など冷蔵や常温で保存がきく食品においしく食べられる期限として表示してあります。
どちらも定められた方法で食品を保存することが前提になっていますので、もし、ちゃんと保存していなければ、期限前であっても食べられなくなっていることがあります。
特定原材料(アレルギー)表示
食物アレルギー患者の方が食べても大丈夫な食品を選べるように、特にアレルギーを起こしやすい7品目について表示をすることが義務づけられています。
一方、次の食品は表示をするように奨励されているものです。
栄養成分表示
エネルギー、たんぱく質、炭水化物などの栄養素が表示されています。