ホーム >> 事件No.10 かんちがい!(2)

事件No.10 かんちがい!(2)

- 電話でホテルに問い合わせる -
シャロクもしもし、このうどんをゆでたときの事を教えてください。
...なるほど、わかりました。ありがとう。
そばをゆでたのと同じなべでうどんがゆでられていました。うどんにそばの成分が付いていた、と考えてまちがいないでしょう。
園子そうか! そばとうどんの両方がメニューにある事ってよくあるし、ありえることだよね。
シャロクうどんとそばが同じなべでゆでられていた...。
原いんが分かりましたね。もどりましょう。
- シャロクの事務所 -
このみ なるほど、そうでしたか。調理の中でアレルギー食材が目に見えない形でまざることもあるんですね。
園子レポートにまとめました。読んでみてください。くわしいページも用意しました。
シャロクアレルギーを起こす人が多かったり、重症(じゅうしょう)になりやすい食材として、小麦、乳(にゅう)、たまご、エビ、カニ、落花生、そばの7種類があげられます。
この7品目を食品の原材料として使ったら、入っていることをその食品にかならず表示しなければいけません。
また、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチンの20品目(平成25年9月現在)は、食品の原材料に使ったら、その食品にできるかぎり表示をすることになっています。
食品の表示を良く見て、気をつけることが大事ですね。
このみ フルーツが食べられない人もいると知って、びっくり・・・。
わたし、あまいものが大好きなんです!
園子あ、わたしもあまいもの大好き。毎食デザートだけでもいい!
わたし、あまいもの食べてもぜんぜん太らないんですよ。
シャロクそれは栄養(えいよう)学的にまちがっています。それに、わたしの観察(かんさつ)結果では和戸さんが「太らない」というのはかんちがいではないかと。
メタボリックと言われる....
園子そうだ、シュークリームがあるんですよ。
あちらで食べましょう。
シャロクん...。心配したつもりだったんですが...。わたしも何かかんちがいしているでしょうか。

- おわり -

(注)この物語はフィクションです。 実在の人物及び団体とは一切関係ありません。

  • 詳しいページを開く
  • 調査レポートを開く

<<前のページへ

PDF形式のファイルをご覧いただくためには、Adobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料でダウンロードすることができます。

Adobe Reader Adobe Readerのダウンロードページへ(外部リンク)