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事件No.14 海の向こうから(輸入食品)
シャロクのお母さんが、めずらしい外国のお菓子をもってやってきた。 和戸さんがなぜかそわそわしている。
依頼者:福保野 愛(ふくほの あい シャロクの母)
- シャロクの母 輸入食品のお店で買った外国のお菓子を持ってきたの。 みんなで食べない?
-
園子
わー、きれいなお菓子! うれしいな。
そういえばシャロクくんのお父様も外国によく行かれるとか。
-
シャロクの母
そうよ。学者なの。一年中世界中をとびまわってて。
シャロクも小さいころ、よくさびしいって言ってたわよね。 -
シャロク
ン、ンーッ!
ところで、外国の食品がどのように日本に入ってくるか知っていますか。 - シャロクの母 よく知らないわ。教えてくれる?
-
園子
私もぞんじませんの。
教えてくださる? - シャロク じゃ、じゃあ、説明しましょう。
- シャロク 食品を輸入しようとする事業者は、輸入食品に関するくわしい資料を添えた「輸入届出書」を検えき所に出します。
-
シャロク
検えき所では、食品衛生監視員が、輸入届出書の内容を確認します。
そして、食品のぬき取り検査を行い、検査結果が日本の法律に合っているかを確認します。
-
園子
きちんと確認されたものだけが私たちの手に届いているという事なのね。安心したわ。
ね、お母さま。ね。ね。 - シャロクの母 そうよね。シャロク、勉強になったわ。 じゃあおやつにしましょうか。
-
園子
わたくしお紅茶をいれてきますわ。
あ、いつものことですの。おまかせくださいね。
ルンルン、ルルン♪ -
シャロク
さっきの輸入食品の話はレポートがあります。
くわしいページも読んでみてください。 -
シャロクの母
ありがとう。読んでみるわ。
それにしても、園子ちゃんって、いつもかわいいわね。 - シャロク あ、はい。純真でうそのない、いい人です。
- 園子 お母さま、お待たせし……わ! おっとっとっと!!
- おわり -
(注)この物語はフィクションです。 実在の人物及び団体とは一切関係ありません。