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梅毒が急増しています!

2022年には、1999年以降、最も多い報告数となりました

2022年の梅毒患者報告数は3,677件で、1999年の調査開始以来、過去最多となりました。

梅毒の発生状況

2021年から、年々増加傾向にあります。
都内の2022年の報告数は3,677件で、2021年の報告数2,465件の約1.5倍と、大きく増加しています。
令和5年(2023年)7月16日時点では、2,031件報告されており、昨年の同日に比べ10%高い状況にあります。年齢別では、男性は20代から50代、女性は20代が多くを占めています。


年次報告者数推移(過去10年)


年齢階級別・性別報告数(2022年1週~52週)

引用:東京都健康安全研究センター


詳しくはこちらから↓

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。梅毒急増中

梅毒ってどんな病気?

梅毒は、性的な接触(他人の粘膜や皮膚と直接接触すること)などによってうつる感染症です。オーラルセックスやアナルセックスでも感染します。
感染すると、性器や肛門、口にしこりができたり、全身に発疹が現れたりします。一旦症状が消えるため治ったと間違われることがあり、発見が遅れる危険があります。また、無症状で経過する場合もあります。
自然には治らず、検査や治療が遅れたり、放置したりすると、長期間の経過で脳や心臓に重大な合併症を起こすことがあるため、早期発見・早期治療が重要になります。
また、妊娠している人が梅毒に感染すると、胎盤から赤ちゃんに梅毒が感染し、赤ちゃんの神経や骨に異常をきたすことや、最悪の場合死産に繋がる可能性があります。
なお、治療しても免疫ができないため、再度感染することがあります。そのためパートナーも一緒に検査・治療を行うことも重要です。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。厚生労働省 梅毒ってなに?

外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。国立感染研究所 梅毒とは

予防について

予防には、コンドームの正しい利用が有効です。口腔交渉(オーラルセックス)、肛門性交(アナルセックス)でも感染します。感染を防ぐためにも、正しく使用しましょう。なお、コンドームが覆わない部分から感染する可能性もあるため、コンドームで100%予防できると過信しないようにしましょう。もし、皮膚や粘膜に異常を認めた場合は、性的な接触を控え、早めに医療機関を受診しましょう。

東京都保健医療局 正しい装着の仕方について 

心配な時は検査を受けましょう!!

梅毒は、早期発見・早期治療が大切です。梅毒が疑われる症状がある時、感染のリスクのある性行為をした時は、検査をうけましょう。
多摩立川保健所や都内の検査相談室では、HIV検査と同時に梅毒のスクリーニング(振るい分け)検査を匿名・無料で受けることができます。詳しくは、以下のリンクをご覧ください。

多摩立川保健所で実施しているHIV・性感染症検査

東京都多摩地域検査・相談室(土曜日・日曜日/HIV・梅毒即日検査)

東京都新宿東口検査・相談室

お問い合わせ

このページの担当は 多摩立川保健所 保健対策課 感染症対策担当 です。

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