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令和4年度 東京都食品衛生監視指導計画 実施結果概要

　このたび、食品衛生法に基づく「令和4年度東京都食品衛生監視指導計画」の実施結果について、概要を取りまとめましたのでお知らせします。
　令和4年度は、食品関係営業施設（特別区、八王子市及び町田市の対象施設を除く。）に対し、延べ229,861件の監視指導を実施し、食品の衛生的な取扱いなどの指導を行いました。また、食品等について、107,924項目の検査を実施した結果、大腸菌群を検出したアイスミルク等、10項目（8検体）の違反を発見し、必要な措置を行いました。
　 　

令和4年度 東京都食品衛生監視指導計画 実施結果概要（本文）（PDF：710KB）

※本概要は食品衛生法第24条の規定に基づき、都の実施分を取りまとめたものです。

令和4年度の主な監視指導の結果

重点事業

(1) HACCPの取組支援　HACCPに関する相談会の実施　55回

• 全ての食品等事業者がHACCPを導入できるよう、相談会を55回開催し、有識者から食品等事業者に技術的助言を行うとともに、有識者による訪問アドバイスを165施設に対して実施しました。
• HACCP管理手法に精通したHACCP推進者を育成するため、製造業等の営業者や従業員293人に対してHACCP推進者育成講習会を開催しました。

(2) 食中毒対策　集団給食施設等に対する監視指導　延べ1,905件、食肉の取扱い施設に対する監視指導　延べ3,025件

• 食中毒発生時に大規模化しやすい学校給食等の大量調理施設や、食中毒を発症した場合に重症化する恐れのある人が利用する高齢者の社会福祉施設や保育園等を中心に、延べ1,905件の立入検査を実施し、食品の衛生的な取扱いや調理従事者の衛生教育の徹底等について監視指導を行いました。
• 食肉の生食等による食中毒を防止するため、飲食店等延べ3,025件の立入検査を実施し、十分な加熱調理等について監視指導を行いました。

(3) 食品表示対策　食品関係営業施設に対する表示監視　延べ183,232件

• 延べ183,232件の施設に対し、食品表示法等に基づき793,022品目の表示検査を行った結果、延べ2,259件の不適正表示を発見し、適正な表示に改善させるなど必要な措置を行いました。

(4) 輸入食品対策　輸入食品等の検査件数　48,894項目

• 基準値を超える農薬を検出したスナップエンドウ等、7項目（5検体）の違反を発見し、輸入者を管轄する自治体へ通報しました。
• 輸入者に対して延べ247件の監視指導を実施し、事故発生時の管理体制等を把握するとともに自主管理の取組状況に応じた指導や取扱食品の検査を行いました。

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