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事件No.16 はじめのいっぽ! くわしいページ
保健所の仕事
保健所は、私たちが健康に生活できるように、様々な仕事をしています。東京都の保健所の主な仕事は、次の通りです。
食品衛生の仕事
- 食品に関する相談
- 飲食店などの衛生指導、営業許可など
地域の保健に関する仕事
- 感染症対策
- 難病相談
- 栄養相談など
薬に関する仕事
- 薬に関する相談
- 薬局などの監視指導、許可など
環境衛生の仕事
- 住宅や水道などの衛生
- 理美容業、旅館などの衛生指導、営業許可など
東京都保健所の業務
食品に関するお店をはじめるときは
食品に関する営業には、いろいろな種類があります。飲食店だけでなく、食品の製造業や販売業を始める場合にも、それぞれの基準に合った営業許可を取得する必要があります。
営業を行うには
所管する保健所に営業許可申請を行い、定められた施設基準にあった施設をつくり、営業許可を受け取ることが必要です。
営業開始後は、施設や設備が基準どおりに維持管理されているか常に点検し、また、食品の取り扱いなどにも十分に気をつけて、より安全で衛生的な食品を提供することが必要です。
どんな営業許可があるのか?
飲食店営業以外にも、例えば次のような許可があります。
- 製造業:菓子製造業、アイスクリーム類製造業、食肉製品製造業、清涼飲料水製造業、そうざい製造業 など
- 処理業:食肉処理業、食品の冷凍又は冷蔵業、乳処理業 など
- 販売業:食肉販売業、魚介類販売業、乳類販売業、食料品等販売業 など
これらは、食品衛生法及び東京都の条例に基づいてそれぞれの施設基準が決められています。
スーパーなど、いろいろな種類の食品を販売するお店は、扱う食品に対応した複数の営業許可を取る必要があります。
食品衛生責任者について
食品営業を行う場合、許可施設ごとに食品衛生責任者を置く必要があります。
食品衛生責任者の役割は次の通りです。
- お店の衛生管理がきちんと行われるようにする。
- 法令の改正などに注意し、違反のないように気をつける。
- 食品衛生の新しい知識を常に身につける。 など