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事件No.08 安全安心クッキング(2)

- サラダの作り方 -
園子サラダの材料はこちらです。
2人分
レタス 3、4枚(まい)
ミニトマト6個(こ)
キュウリ 1本
カイワレ大根 1パック
ドレッシング 30g(30cc)
園子 料理を始める前に、道具も用意しておきましょう。
準備(じゅんび)する道具
ザル 1つ
サラダボウル 1つ(2人分をまとめて入れる)
シャロク 食中毒の予防には、「食中毒予防三原則」という3つの決まりがあります。料理を始めるときには、わすれちゃだめですよ。手を十分にあらったら、いよいよ料理をはじめましょう。
シャロク ミニトマトのへたのまわりは菌が多くついていることがあるので、はじめに取ります。へたを取ったら、水を流しながら洗(あら)ってザルにうつし、水を切ります。
シャロクレタスを食べやすい大きさに手でちぎり、
水を流しながら洗ってザルにうつし、水を切ります。
シャロク カイワレ大根の根は料理用のハサミで切り落とします。
(くき)と葉は水を流しながら洗ってザルにうつし、水を切ります。

カイワレ大根の根をまな板で切らないのはなぜ?
根には菌が多くついていることがあります。
まな板に菌をつけないように、ハサミで根を直せつゴミ箱に切り落とします。

シャロク キュウリは、水を流しながら手でこすってよく洗います。そのあと、輪(わ)切りにします。

包丁のあつかいに気をつけましょう!
包丁は、怪我(けが)をしないようによく気をつけて、お家の人といっしょに使いましょう。

シャロク サラダボウルにレタスを入れ、その上にキュウリをならべ、カイワレ大根、ミニトマトをのせます。ドレッシングは、食べる直前にかけましょう。
園子きれいにもりつけてね!
- ハンバーグの作り方 -
園子ハンバーグの材料はこちらです。
2人分
ひき肉(豚(ぶた)と牛のあいびき)300g
サラダ油 大さじ1杯(はい)
たまねぎ 中くらいのもの半分
(たまご) 小さめの卵1個(こ)
パン粉 30g
とんかつソース 50ml(50cc)
ケチャップ 30g
ナツメグ・コショウ 少々
(しお) 2つまみ
園子 料理を始める前に、道具も用意しておきましょう。
準備(じゅんび)する道具
ボウル 2つ
ビニール手ぶくろ 1組(衛生手袋(えいせいてぶくろ)
フライパン 1つ
フライがえし 1つ
竹ぐし 1本
お皿 2まい
シャロク 食中毒の予防には、「食中毒予防三原則」という3つの決まりがあります。料理を始めるときには、わすれちゃだめですよ。手を十分にあらったら、いよいよ料理をはじめましょう。
シャロク とんかつソースとケチャップをお好みでまぜ合わせ、ソースを作ります。
シャロク たまねぎの皮をむき、順(じゅん)に包丁(ほうちょう)を入れてみじん切りにします。

包丁のあつかいに気をつけましょう!
包丁は、怪我(けが)をしないようによく気をつけて、お家の人といっしょに使いましょう。

シャロク 半分に切ったたまねぎをまな板におき、まず、根を残すように、繊維(せんい)にそって切りこみを入れます。
次に、まな板に対し、水平に切りこみを入れます。
最後に、始めに入れた切り込みに対して、直角に切りこみを入れていきます。
シャロク ハンバーグのたねを作ります。ボウルにひき肉、卵(調理台(ちょうりだい)の上など、平らなところで割(わ)る)、パン粉、たまねぎ、サラダ油、塩、コショウ、ナツメグを入れます。

卵をボウルのふちで割らないのはなぜ?
卵の殻(から)には菌がついていることがあります。
ボウルに卵の殻のかけらが入らないように、調理台の上などを使って割りましょう。

シャロク 手にビニール手袋(衛生手袋)をはめてよくこねます。
ハンバーグのたねを2等分して、それぞれ小判(こばん)形に整えます。形を整えたら、手の平に数回打ちつけて中の空気をぬきます。
シャロク フライパンにサラダ油をしき、中火で温めておきます。ハンバーグのたねをあつかっているので、お家の人にやってもらうといいでしょう。
ハンバーグのたねの中心部を少しへこませたら、温まったフライパンにのせてふたをします。手にたねがついた時は、十分に手あらいをしましょう。

火のあつかいに気をつけましょう
火を使うときは、お家の人といっしょに。火事や火傷(やけど)などに十分注意しましょう。

シャロク 中火で3~4分焼(や)いたらひっくりかえし、ふたをして弱火でじっくり5分ほど焼きます。
強火で焼くと、外側(がわ)だけ焦(こ)げて中が生になってしまいますので気をつけて。
竹ぐしを中心までさした穴から、透明な肉汁(にくじゅう)がでてきたら、もう1分焼いた後にフライ返しを使ってお皿にもりつけましょう。

最後にもう1分焼くのはなぜ?
肉には、腸管出血性大腸菌(ちょうかんしゅっけつせいだいちょうきん)O157や、サルモネラなどといった、食中毒菌(しょくちゅうどくきん)がいることがあります。
それらの菌をやっつけるには、中心の温度が75度で1分間以上加熱(かねつ)する必要があります。竹ぐしをさして、透明な肉汁(にくじゅう)が出てくれば、中は火が通っているので、そこから1分焼いて取り出します。
赤い肉汁が出てきた場合は加熱不足なので、再度ひっくり返してさらに数分焼きましょう。
食品用の温度計があると、中の温度を確かめるのに役に立ちます。

園子作っておいたソースをかければでき上がり。食べる時にも、まず半分に割ってみて、中に赤い生の部分が残っていないか、よく確(たし)かめてね。
シャロク 火を通した料理は、温かいうちに食べましょう。
サラダのような冷たい料理は、先に作って冷ぞう庫で冷やしておきましょう。
園子 そして、最後(さいご)は後かたづけだよね。
料理に使った道具はきれいに洗っておきましょう。
シャロク ハンバーグでは肉を使っているので、消毒が必要です。

熱湯(ねっとう)や漂白剤(ひょうはくざい)はお家の人と!
熱湯や塩素系漂白剤(えんそけいひょうはくざい)を使うときは、かならずお家の人といっしょによく気をつけて使いましょう。

シャロク 台所洗剤(せんざい)で使った道具の汚(よご)れを落とし、きれいに水洗いして、熱湯(ねっとう)や塩素系漂白剤(えんそけいひょうはくざい)で消毒します。かならずお家の人といっしょにね。
『食中毒予防三原則』に気をつけて料理をすれば、安心して料理が食べられますよね。
園子 お家の人といっしょに、安全安心クッキングに挑戦(ちょうせん)してみてね。
シャロクと園子 みんな、またね。バイバーイ!

- おわり -

(注)この物語はフィクションです。 実在の人物及び団体とは一切関係ありません。

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