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実習報告(1年生)

基礎看護学実習1

私たち1年生は、10月中旬に、初めての臨地実習である基礎看護学実習1を終えました。
初日は病棟、病院見学をし、薬剤師や医師など多職種が連携をとりながら患者さんの安全、安楽を守るために働いていることが分かりました。そして、午後になって受け持ち患者様に挨拶をしました。初めて自分が担当する患者様にお会いするのでとても緊張しましたが、患者様が温かく迎えてくださいました。
2日目からは実際に病棟内での看護援助を見学させて頂き、先生や指導看護師の下、バイタルサイン測定や環境整備などを実施させていただきました。
私が担当していた患者様は恥ずかしがり屋で初めはうまく会話が出来ませんでした。そこで私は祖母と患者様が同世代であることを思い出し、祖母の昔の話をしてみたところ、患者様もご自身の若い頃のお話をして下さいました。これをきっかけにだんだんとコミュニケーションができるようになり、患者様のことをより深く知ることができました。
また、3日目に患者様の全身を拭いていた際に右足のむくみを見つけました。この事について患者様に聞いてみたところ、腎機能障害により足がむくみ、入院してから右足を引きずる生活をしていたとのことでした。そこで、次の日に足浴(足湯)をさせていただきました。すると、初めての足浴だったためにとても感動され、「足が軽くなったよ」と足をばたつかせながら笑顔を浮かべて喜んでくださいました。
この実習で学んだことは、コミュニケーションは患者様との信頼関係を築く土台を作ること。ただ会話するのではなく、コミュニケーションで看護に必要な情報を得ること。援助を通して患者様の状態を観察し、さらに必要な援助を導くこと。他にも多くのことを学びましたが、これらを学べたのは、受け持ち患者様や、指導してくださった先生、病棟の看護師の皆様のおかげです。今回学んだことを次の基礎看護学実習2に生かせるよう、校内での学びをさらに深めていきたいです。

基礎看護学実習2を終えて

私たち1年生は2月下旬から3月にかけ、1年生の締めくくりとなる基礎看護学実習2を終えました。10月の基礎看護学実習1にて病院の構造や機能、雰囲気を学んでいたため、落ち着いて臨めると考えておりましたが、当日を迎えるととても緊張しました。
基礎看護学実習1との違いは患者様とコミュニケーションをとるだけではなく、疾病を理解した上で援助に繋げなくてはならないことです。そのためには、ただ患者様と会話をするのではなく、発言や表情から患者様の真意を探ることが求められ、看護に必要な情報を集められるよう工夫しなくてはなりません。

基礎看護学2

そして最も大きな違いは今回の実習より「看護過程の展開」が加わったことです。これは患者様が病を発症するまでの経緯や生活習慣、病気に対する考え方、どのように治癒していくのか道筋を立て、どのような看護が求められているかを明らかにすることです。
初めての看護過程はとても難しく、患者様との会話から情報を集めようとしますが、世間話になってしまうなど、思うように必要な情報を集めることができませんでした。

しかし、先生や病院の指導担当の看護師さんは、わからない部分を丁寧にフォローして下さり、グループの学生も真剣に相談に乗ってくれるなど、一人で悩むことは決してありませんでした。
こうして集めた情報に加え、疾病の理解、呼吸音や心音などのフィジカルアセスメント1)で得た情報を組み合わせると、患者様が抱える問題が見えるようになりました。それと同時に、今まで漠然としていた看護の「根拠」が明確になり、「患者の個別性」に沿った看護を考えられるようになりました。初めての看護過程の展開は悩むことも多かったですが、今後の実習にて基礎となる重要なものだと学ぶことができました。

また、基礎看護学実習1は5日間だったのに対し、基礎看護学実習2は10日間と患者様と関わる時間が長くなりました。そのため、決して焦らず、じっくり患者様との信頼関係を構築することが大切です。実習後半になると患者様の過去や辛い経験なども自ら話してくださるようになり、強い絆で結ばれるようになります。最終日には患者様が涙を浮かべて別れを惜しんで下さいました。私たちも寂しい気持ちを抑え、涙を堪えつつ、援助を通してたくさんのことを学ばせていただいた感謝をお伝えし、実習を終えることができました。
今回の基礎2実習は基礎1と比べ、学生が主体となり様々な援助を経験することができました。この実践経験を2年生から始まる領域別実習に活かせるよう学びをさらに深めていきたいです。

フィジカルアセスメントとは…「患者の身体の状態を判断評価するために全身を観察診察すること」

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このページの担当は 南多摩看護専門学校 庶務担当 です。

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