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実習報告(2年生)

「実習を通して学んだこと」

【成人看護学実習】

 成人看護学実習では、患者さんの入院中から、退院後の生活を見据えて自立に向けた援助を中心に行いました。私の受け持った患者さんは心筋梗塞のために入院していました。退院も決まっていたのですが、退院について不安な様子でした。患者さんとのコミュニケーションの中で、病気のことがあまり理解できていないために、退院後の食生活や活動についての具体的な注意点がわからず心配しているということを知りました。そこで、心筋梗塞とはどのような疾患なのかということや退院後に気をつけて欲しいことについてパンフレットを用いて説明しました。その結果、患者さんは退院後の生活で何に気を付けたら良いのか理解でき、不安や悩みが軽減されたようで笑顔で退院することができました。
 患者さん個々に合わせた援助を実施するためには、患者さんの日々の不安や悩みを傾聴することや疾患の理解度などを見極めて寄り添っていく事が必要であると学びました。患者さんとのコミュニケーションを通じて信頼関係をつくり、色々な視点から情報を得て行くことがよりよい看護につながる事も学びました。

【老年看護学実習】

 高齢者の看護は、同じ年齢、同じ疾患であってもその方の生活背景や価値観、他にどんな疾患を抱えているかによって看護の方向性が大きく変わります。今回の老年看護学実習では、大腿骨骨折の治療で入院した認知症の患者さんを受け持たせて頂きました。
 はじめは、学校で学んだ知識を活かし、患者さんの個別性に合わせたケアの計画を立案することがなかなかできませんでした。そのため、実習グループのメンバーや病院の指導者、先生に相談にのってもらい計画を考えました。計画に沿って、患者さんに動作を一つ一つ丁寧に説明することで、少しの介助で車いすに乗ることができるようになりました。実施後に患者さんの笑顔を見ることができた時は、本当に嬉しかったです。
 今回の実習を通して、患者さんの個別性に着目して援助を行う大切さを学ぶことができました。

【小児看護学実習】

 小児看護学実習は、保育所・小児病棟・NICU(新生児集中治療室)での実習です。私が印象に残っているのは、小児病棟での実習です。小児病棟では、疾患を持つ子どもの発達段階に合わせた個別性のある看護や、入院が及ぼす子どもや家族への影響を考える必要があります。言葉としてうまく伝えられない子どもの苦痛や望みを、表情や仕草から読み取り、関わることの大切さを学ぶことができました。痛みなどにより機嫌が悪い子どもに対して、子どもの気持ちと向き合いながら必要な援助を行うことは大変でした。
 しかし、援助を終えたあとに子どもたちが見せてくれる笑顔に励まされ、頑張ることが出来ました。
 今度は私が子どもたちを笑顔にできるように看護の学びを深めていきたいです。

【成人看護学実習】

 私は実習で終末期にある患者さんの看護を行いました。患者さんは70代で、肺癌を患った方でした。患者さんは人工呼吸器や心電図モニター、膀胱留置カテーテル、様々な点滴を投与され、何とか状態を保っていました。いつ何が起きてもおかしくない状況で「苦しい、苦しい」と険しい顔をしながら訴えることが頻回にありました。私は患者さんや家族との関わりの中で、どのような看護をしたら良いか試行錯誤の毎日でした。その中で、人工呼吸器により口呼吸を強いられているため、口腔内が乾燥し、膜を張った状態であることに気が付きました。そこで、患者さんの苦痛を取る為には口腔ケアが必要であると考えました。口腔ケアを、患者さんの好きなコーヒーを数滴ブラシに含ませて行ったところ、患者さんから「最高、最高。」という声が聞かれました。その時の患者さんの嬉しそうな表情は忘れません。
 この実習で私は、患者さんの苦痛を取り除くことができるような看護をしたいと強く思うようになりました。

お問い合わせ

このページの担当は 南多摩看護専門学校 庶務担当 です。

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