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ホーム » たべもの安全情報館 » 知って安心〜トピックス〜 »  キノコの話  » 食中毒の原因となる毒キノコ ニガクリタケ(猛毒)

ニガクリタケ(猛毒)モエギタケ科

 ニガクリタケは、切り株、朽木などから発生する苦味のある黄色いキノコで、一年中発生します。

特 徴

カ サ 黄褐色
ヒ ダ オリーブ緑色
カサとほぼ同じ色で、中空、上部に消えやすい繊維状のツバがある。
発生場所 各種樹木の枯れ木、切り株
時 期 一年中
胞 子 楕円形
中毒症状 おう吐、下痢、けいれんなど
毒成分 ファシキュロール類など
その他 苦味があり、調理すると消えることもあるが毒性は変化しない。

ニガクリタケに似た食べられるキノコ(簡単に見分けることはできません)

写真:クリタケ(食)
クリタケ(食)
写真:ニガクリタケ(有毒)
ニガクリタケ(有毒)
写真:クリタケ(食)  ニガクリタケ(有毒)
クリタケ(食)  ニガクリタケ(有毒)

知人が山でとったキノコをもらって、クリタケだと思って食べたところ、ニガクリタケであったため、食中毒になってしまった事例がありました。


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