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ホーム » たべもの安全情報館 » 知って安心〜トピックス〜 »  食品の寄生虫 » 生鮮魚介類を介するもの 日本海裂頭条虫

日本海裂頭条虫(Dibothriocephalus nihonkaiensis) 条虫類

日本海裂頭条虫の特徴

淡いベージュ色(成虫)、白色(幼虫)
大きさ 幼虫:体長2から3センチメートル
成虫:体長5から10メートル、体幅15から20ミリメートル
寄生場所 背ビレ、アブラビレのすぐ下の筋肉内に被嚢幼虫が寄生する。
特徴 ヒトを含む哺乳類が終宿主で、別名「サナダムシ」として知られている。

ヒトへの影響

 ヒトに寄生して成虫になると、下痢、腹部膨満感などの軽度の消化器症状を起こします。

寄生している主な魚介類

 サケ、マス(特にサクラマスの寄生率が高い。)

予防方法

  • サケ、マス類の生食をしないようにします。
  • マイナス20℃で24時間以上冷凍してから食べるようにします。

写真:日本海裂頭条虫の拡大写真(染色標本)
図 日本海裂頭条虫の拡大写真
(染色標本)
写真:成虫
図 成虫

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